【活動限界】健康寿命を知る

健康

UnsplashJon Flobrantが撮影した写真

寿命という言葉を聞くと、最も先に浮かぶのはやはり、平均寿命です。

平均余命

厚労省 令和4年の簡易生命表の概況より

上の数字は、『平均余命』の数字です。よく聞く『平均寿命』とは、0歳の人の平均余命のことです。令和4年のデータだと、平均寿命は男性 81.05歳女性 87.09歳。生き辛い世の中と言いますが、いやはや結構長生きですね。なお、日本人としての長寿最高記録は、119歳の田中カ子(たなか かね)さん、だそうです。

科学的には、限界は125歳とも150歳とも言われますが、動物の中でも結構長生きです。
亀は万年といわれる中でガラパゴスゾウガメは相当長生きで、ハリエットと呼ばれたゾウガメは推定175歳というのも驚きですが、こんなに長生きなのに、100年以上オスと間違えられハリーと呼ばれていたそうです。100年以上もハラスメントに晒されているのになんという我慢強さ。

哺乳類の脈拍は一定で、体が大きければ心拍数少なくなり、体の大きなゾウやクジラは比較的長生きといわれます。クジラは100年以上、あとは貝や海綿動物も長生き。特殊なものとして、ベニクラゲやヒドラは寿命では死なない!と言われています。

とまぁ、寿命が長い生き物はたくさんいるわけですが、単純に長生きすれば幸せとも限りません。質の高い生活)(QOL)、より良く生きる、という考え方から『健康寿命』という考え方が浸透してきています。いわゆる寿命が尽きるまで健康で生きられる、平均寿命=健康寿命、となるような世界が理想ですね。厚労省(令和元年)によれば、男性が73歳、女性が75歳が日本人の健康寿命のようですので、平均寿命を全うするその日まで、健康寿命を延ばし続けることを考える必要があります。平均で見れば、男性で8年、女性で12年も健康でない期間が発生していることになります。

もちろん、一人一人の話なので、平均なんてものに意味はないと思いますが、健康を意識しておかなければならないことに変わりはありません。

自分自身のQOLを上げるために、周囲の人に負担を掛けずに自立した生活を続けるために、やらなければならないこと、出来ることをやりたいですね。

適度な運動

ジョギング

適度な運動には、健康に重要な様々な効果があるというのは、常識です。心肺機能の向上、血圧・コレステロール値の低下、基礎代謝・骨密度の上昇で身体機能が改善します。生活習慣病の予防、認知症の予防、ストレス発散などの様々な効果も言われています。

ストレッチで柔軟性を高めたり、バランス感覚を養うことで日常の思わぬ怪我を回避できることでしょう。年齢を重ねる中で、無理がきかなくなって、体の故障につながった話や、バランスを崩し転倒によって、入院。そこから一気に気力、体力が低下したという事例は、あなたの周辺でも聞こえてくるのではないでしょうか?

簡単に始められることとしては、ウォーキングやジョギング、ストレッチなどが考えられます。平日の朝夕、休日などに始めてみませんか?

一人で始めるのはハードルが高いと思うのなら、仲間やパートナー、家族と一緒に初めて見るのもいいと思います。ウォーキングやストレッチの穏やかな時間、ジョギングで爽やかな時間。ひょっとしたら昔の部活動を思い出すハードな時間かもしれませんが、一人でやるよりはずいぶんハードルも下がるのではないでしょうか?

それでもなお面倒だなという方や、体力的に外を歩くのは不安という方には、トレーニング機器で有名なSIXPADから、テレビや新聞を見ながら、足の筋肉をトレーニングできるという器具も出ています。

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飲酒・禁煙

ビールと葉巻

毎日家で飲んでいるのであれば、日々の酒量は事前に計算してコントールも可能です。ですが、外で飲んでいるとついつい飲みすぎてしまうことも多いのではないかと思います。せめて、飲んでいるアルコールの量を計算して意識することで、どの程度飲んでいるのか把握してみるのはいいかと思います。

飲料の量( ml ) x アルコール濃度 x 0.8 で求めるようです。(厚労省)

ビール中瓶 500ml x 0.05(5%) x 0.8 = 20g

日本酒2合(180mlx2) x 0.15(15%) x 0.8 = 43g

厚労省によれば、『節度ある適度な飲酒』とは、1日当たり、アルコールで20g。ビールの中瓶1本程度、清酒(15%)で一合弱程度です。まぁ、外に仲間と飲みに行って、この量で納めるのは難しいかと思いますが、せめて量だけでも把握して計算しておくことで、次回への反省にもつながるのではないでしょうか?

次に、これも難しいですが、禁煙も健康寿命を延ばすための施策として当然あげられます。百害あって一利なし、と言われますが、ストレスの軽減や、コミュニケーションの潤滑油としての側面もありました。実際に私も30年近く吸い続けてきましたし、やめるのは無理だと思っていました。

ですが、特に都市部においては、喫煙が可能な場所がどんどん減少しており、気軽に喫煙が出来なくなりました。初めて訪れる場所では喫煙場所の確保に奔走しなければなりません。お金を払えば喫煙できるため、喫茶店やパチンコ店を喫煙避難場所として利用させてもらったことも多々あります。

ですが、そういった制限がだんだん煩わしくなってきて、最終的には思い切って禁煙を決断し、現在も継続して3年間禁煙中です。まだ、夢に出てきて思わず吸ってしまう日もありますが、リアル生活では幸い吸うことはありません。もう一度吸うとあっという間に喫煙者に戻れる自信はあります。

様々な電子タバコやニコチンパッチ、Vapeなども試しましたが、やはり、どうしても紙(神)タバコは圧倒的な存在感とうまさ、便利さを確立しており、他の手段は補助的な位置づけにしかなりませんでした。なかなか変わることが難しいと思ったため、結局、ある日突然すべての煙草を捨てて、そこで終わりにしました。3日間くらいが最もつらく、まともに物事を考えることもできない時間が多かったので、会社が休みの期間であったこともあり、寝ました。ひたすら寝ました。そうすることで、もっともつらい時期をごまかすことが出来たおかげで禁煙に至ることが出来ました。また、新型コロナが流行っていたこともあり、数々の喫煙所が休止(その後廃止も)に追い込まれていたのも大きなサポート材料ではありました。

吸っていた頃には、肺がんの原因はタバコだけじゃない、とかタバコをやめたところで死ぬときは死ぬ、人より余計に税金を払っている、とかいろんなことを言っていましたが、辞めてもその思い自体は変わっていません。

しかし、今は、喫煙場所を探す必要もなくなりましたし、どんどん上昇するたばこ代も節約することが出来るようになりました。また、自動販売機によっては、TASPOが必要であったり、現金での支払いが必要なのも結構煩わしかったのですが、そういった小さな問題も現在はなくなりました。健康になったかどうかは?については今時点ではわかりません。が、いろんなアンケートで、喫煙していますか?はい、いいえ、禁煙した、の項目を見るたびには、自分が禁煙したことを思い出します。

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