人生の折り返し地点を過ぎて、もう何も期待できずつまらない毎日が続くだけなのか?
家のローンや子供の教育費のために、毎日を我慢して過ごしていくだけの日々が続くのか?
などと、ネガティブな思考に支配されるタイミングもあると思います。
人生のここまでで、何かと我慢や辛抱をして来ました。明日からは新しい世界が始まる、新しい人生のスタートに向けて、昨日より少しだけ、前を、上を、向いてみましょう。きっと、見えていなかったものがあるはずです。
明日からの人生は、今日がスタート地点。少しでも楽しく、輝く毎日にするためのヒントを一緒にみつけましょう。
人生は長い
さて、折り返し地点に入ったとはいえ、人生はまだまだ長いです。上の数字は、『平均余命』の数字です。よく聞く『平均寿命』とは、0歳の人の平均余命のことです。令和4年のデータだと、平均寿命は男性 81.05歳、女性 87.09歳。生きづらい世の中と言いますが、日本人は長生きですね。
ですが、人生折り返し近辺の人たちを見ると、以下のようになっています。
40歳 男性/女性 41.97年 / 47.77年
50歳 男性/女性 32.51年 / 38.16年
60歳 男性/女性 23.59年 / 28.84年
ということは、人生はまだまだ長い。女性の方が概ね6年程度は長く生きる可能性が高いようですね。
とはいえ、身内や友人などの不幸や病気なども耳にする機会も増えてくると、心身とも健康でいられる時間について考えることも多くなります。
人生の時間割
人生とは1日1日の積み重ね。であるということは、すでに色んな所で痛感してきたことではあります。これから先も、1日を積み重ねるわけですが、世界の人々の1日はどうなっているのでしょうか?
自分の人生は平均的な日本人、地球人の時間割を見ながら、自分自身の時間割を見つめなおすのはこれからの計画においては重要なことでしょう。
世界の人々の平均的な時間の使い方のデータです。1 日 24 時間 /年間 8,760 時間の使い方と見ることもできます。これだけで全てがわかるとは思えませんが、
- 調査国33か国中、仕事時間が最も長いのは日本
- 調査国33か国中、睡眠時間が最も短いのは日本
ということのようです。端的に言えば、睡眠時間を削って働いている、ということになりそうです。
このグラフを見て、やっぱり私は働きすぎだ、日本人は明らかに睡眠不足なんだな、とか。まぁ、各国で人口構成や制度も違うので、素直にこれだけで見るわけにはいかないとしても、ちょっとヨーロッパは働かなさすぎw、韓国は教育時間が長いなー、とかいろいろと思うところがあるかと思います。
人生は眠る
平均的な日本人の睡眠時間が、他国と比べて短いことはわかりましたが、それでもなお、1日の中では睡眠時間というのは大きな割合を占めています。
もちろん、ベストな睡眠時間は人によって、年齢によって、など様々な要因があるので、一概に長ければよいものとも言えないでしょう。今日は短い時間でもよく眠れた、昨日の疲れが取れない、など日によって、状態も変わってくると思います。スマートウォッチなどを利用して、客観的に自分の睡眠時間のスコアを確認することは、より効果的な睡眠を通じた健康管理につながります。
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睡眠時間を増やすことが出来ないとしても、体内リズム・体内時計の調整によって睡眠の質を上げる、寝具にこだわってみる、など、いろいろなアプローチのしかたがあります。
人生は働く
次に長いのは仕事時間です。1日の中でも非常に長い時間を占めることに加えて、睡眠と違い、多くの場合、自分一人でコントロールすることが難しいため、ストレスの原因になっていると思います。では、人は何のために働いているのでしょうか?
- もちろんお金のため。お金のその先、生活のため、家族のため。
- 成長のため。人間の成長、スキルの獲得、周りからの評価を通じた自分の成長のため。
- 社会貢献のため。人の役に立ちたい。仕事を通じて能力や経験を社会に貢献、還元したい。
- 生きがい。自分が好きなことを仕事にしていて、自己実現の手段であり、楽しい。
- 適度な緊張感とストレス。適度なストレスは健康的な生活に必要です。
働く理由、働かなければならない理由は人それぞれでしょう。ただ、仕事内容、仕事量、職場環境など、自分でコントロールできないものへのストレスが大きくのしかかり、なかなか逃れる術も考えられ状況に陥ります。
そんな時は、本当に何のために働いているのか?を自分自身で整理するために、自分の大切なものは何か?を考えたり、周りの人に聞きながら自分の考えを整理するような時間が必要だと思います。それによって、今の仕事を続ける以外の選択肢について考えることも出てくると思います。
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人生は食べる
最近は、物価もどんどん上がって来てるので、いろいろな生活防衛術も必要になっています。昔のように外食をすることも、なかなか難しいかもしれません。評価の高いお店で、落ち着いた雰囲気とプロの料理を楽しむことも、先立つものがないと難しいと思うこともありますね。
ですが、昔と世界は変わっており、新しいサービスや技術の登場で大きく変わったものもあります。
例えば、コロナの副産物で、リモート飲み会のようなコンセプトも出来て、好きな人と好きなものを飲食しながらおしゃべりする時間を共有することが出来るようになりました。場所、時間、費用の制約がぐっと低くなります。私としては、飲んだ後の移動が必要ないというのはとてもうれしいです。
家で飲むのであれば、少し贅沢に、好みのお酒、お取り寄せの極上の逸品を頼んでもいいのかもしれません。
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忙しくて帰省が出来ない時にも、テレビ電話やアレクサを使って実家の両親や、巣立っていった子供たちとの楽しい食事の時間を過ごすこともできます。
また、インターネットを使って、様々な発明的なレシピの発掘が簡単に出来るようになりましたし、動画を見ながら実際にやってみることも簡単に出来ます。レンジや冷凍食品、加工食品をうまく使うことで、味、値段、時短の面からも満足度の高い食事をすることも出来ます。昭和、平成初めの時代の冷凍食品の味はひどいと思っていましたが、今では冷凍技術も大きく向上し、むしろ冷凍食品の方がクオリティが高いものもたくさんあります。特に、パスタとチャーハンはすごい進化だと思います。
さいごに
歴史的に見れば、人類は様々な困難を克服してきた結果、平均余命が長くなっています。中年期を迎えても、まだまだ明るい未来が待っています。終わってみれば、すべて儚い人生だったとなるのかもしれませんが、いつ終わりを迎えても悔いのない人生となるように、日々を過ごしていきましょう。
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